2011年12月23日金曜日

iCloudを使って文庫やコミックの発売日を把握する神技 の続き

前回の記事で、iCloudにいろいろなiCalデータを取り込むところまで書いた。
ので、今回はその続き。
iOS5以降のOSならば、カレンダーをiCloudに同期することは雑作もない。だってそういうメニューがあるから。
しかし、iOS4.X以前の場合でもちょっとだけ入力は必要だが、簡単に登録できるのだ。
 設定->メール/連絡先/カレンダー->アカウントを追加...->その他 から、
 カレンダー - CalDAVアカウントを追加 
を選択
 サーバ: pXX-caldav.icloud.com (XXについては前回の記事のリンク先を参照)
 ユーザ名:apple ID
 パスワード:apple IDのパスワード
 説明:自分のわかりやすい名前をどうぞ
で、OK。繋がらなかったら、詳細設定を確認。
 アカウントURLが、サーバ名+ポート(SSLを使用 ポート:443)+サーバのポート
サーバのポートはiCalの
 環境設定...->アカウント->サーバ設定
で確認できる。
これで、iPhone/iPad標準のカレンダーに取り込めるようになる(カレンダー->で確認してね)し、通知センターにも表示されるようになったはず。
しかぁし、標準カレンダーに表示させると美しくない。発売される本の名前が終日の欄にずらーっと並んでしまうのだ。しかも、表示させたい項目を、カレンダーの設定に戻ってチェックを入れて・・・と、いちいち選び直さなくてはならない。
なんか良いアプリはないかと探していると、あった!!!
神のようなカレンダーアプリ。しかも無料!! 広告無し!!
いや、有料版もあるのだが、なんの不自由もありません。
SmartCalendar(Eng)Lite
111220_13_33_39
ほとんどすべてのカレンダーアプリ紹介ページにはまず出てきませんが、そりゃあもう秀逸です。
で、何が良いかというと、カレンダーセットを自分で設定して、ボタン一つで切り替えれるのです。右上に4つボタンが並んでいますよね。
ちなみに私は、event:通常の予定を確認するカレンダー 六曜:六曜と各国の祝日確認用 Novel:文庫本の発売日確認用 Comic:コミックの発売日確認用 に設定してます。
111220_13_30_38
右下の小窓はカレンダーの日付をタップすると現れます。もちろんカレンダー中の日付枠内に表示させることも、画面下を分割して常時表示させることも可能です。
横向きに表示させると、
111220_13_30_55
の様に、右側に並んでくれます。この機能って普通のカレンダーでも欲しい機能ですよね。
なんでどこにも紹介されないのか不思議だなぁ・・・

2011年12月20日火曜日

iCloudを使って文庫やコミックの発売日を把握する神技

iPhone4S/iOS5 が出てすぐに、文庫やコミックの発売日をの通知センターに表示させる方法が載っていた。
 
たった30秒でiPhoneの通知センターにコミックや文庫の発売日を追加する方法
がしかし、これをやると、カレンダーそのものも発売予定の表示で、本来のカレンダー機能が役立たずになる。
さらにいうと
1. iPhoneでしか確認できない。うちのMacMiniやiPadでも共有したいのに・・・
2. iCloudでどこからでも確認できればもっと良いのに・・・
という野望もあったので、いままで試行錯誤していた。
が、今回いろいろと方法がみつかったうえ、目的にぴったりなiPhoneカレンダーアプリも偶然発掘したので、記録もかねて一挙公開。
最初にたてた方針は、
1. 発売日のiCal情報をiCloudに統合する
2. iCloudのCalDAVをiPhoneやiPadに取り込む
3. あとはカレンダーでどう見せるか・・・
で、いきなり 1. からつまづいた。iCal情報どうやってiCloudに読み込ませる? そもそもiCloudのCalDAV情報ないよ??? でクグってみるとあっさり解決。
 
Snow Leopard の iCalをiCloudと同期させる方法
よぉし、これでiCal(アプリ)経由でiCloudを操れる。次は発売日のiCal情報をiCloudに読み込ませればOK。
まず、iCloud内に新しいカレンダーを追加。web上のiCloudでも作れるけど、iCalからも作成可能。
で、取り込みたいiCal情報をダウンロードする(ブラウザのアドレスバーにURLをコピペする)と、どのカレンダーに追加するか聞いてくるので、さっき作成したiCloud上のカレンダーを指定。
で、追加した結果がコレ。
2
うっし。これで第一段階達成(喜)、というところで、次回に続く